出勤しないテレワークで発生しやすい問題とは

テレワークは出勤する必要がなく、自宅で仕事ができるのが大きなメリットですが、自宅という環境での作業には懸念点もあります。同僚や上司などの目が届かないため、怠け癖がついてしまう人がいるのです。出勤に時間をかける必要がないので業務効率はよくなると考える人がいますが、逆に非効率になったという話は少なくありません。テレワークをするうえでの注意点は、自己管理を常に意識すること。自己スケジュールを設定しておき、よい意味で自分を追い込むのが効果的です。

顧客のデータなどの機密情報が外部に漏洩しないように注意することも大切です。パソコンのセキュリティ対策が不十分だと、ウイルスに感染してしまうリスクがあります。自宅でテレワークをする場合、図書館などで作業をする場合とは違って、パソコンを盗難される心配はないでしょう。しかし情報漏洩のリスクは少なからずあるため、常に気を引き締めて作業をする必要があります。メールの誤送信により情報が漏洩するケースは意外と多いため、送信前に再チェックをしておきましょう。

なかにはアルコールを摂取しながらテレワークをする人もいますが、酔うことで作業効率が低下したり、ミスを誘発したりするので要注意です。作業をしながら飲食をすると、作業に集中しにくくなったり、飲み物をこぼしてパソコンを故障させてしまったりすることがあります。作業中は飲酒をしないこと、そして飲食をしたい場合はパソコンから離れることなどを徹底してください。自宅でのテレワークの効率を下げないためには、社内にいるというイメージをしながら作業に臨むことがポイントです。